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舶用焼却炉
ボイラバーナで培った信頼の燃焼技術で
効率よくゴミを処理
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舶用焼却炉とは?
船舶用の燃料から出る廃油と、船上での業務や生活によって発生するゴミ―それらを処理できるのが舶用焼却炉です。
海上においては、MARPOL条約73/78のAnnex Vによってゴミの海洋投棄の規制が行われています。2013年発効の改正により、食物残渣以外の船舶廃棄物の処理がより厳しく要求され、ほぼ全てのゴミの海洋投棄が禁止されました。船上での焼却はゴミ処理を行う合理的な手段であり、舶用焼却炉の重要度はさらに高まっています。
サンフレムの舶用焼却炉を使うことにより、環境と船のオペレーションに配慮したゴミの処理が可能です。
ボイラ用バーナで培った燃焼技術を投入することにより、性状が定かでない廃油を効率よく処理できます。そのため助燃燃料をほとんど使用せず、環境負荷が最低限に抑えられます。
そしてプラスチックを含む固形ゴミも同時に焼却することで、船の限られた保管場所やゴミの陸揚げ費用が節約できます。
特長
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01サンフレムのコア技術
低質油など高粘度油の噴霧に最適な、ロータリカップバーナを全機種で採用しています。
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02長時間の連続運転
遠心力と高圧空気により油を噴霧するため、廃油のようなスラッジが含まれる油でも、ノズルの目詰まりによる失火を起こしません。
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03高い保守性
ロータリカップバーナはヒンジ式につき解放が容易なので、日々のメンテナンスが簡単に行えます。
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04低油圧ゆえの安全性
配管内が低油圧なので、万が一の油漏れも飛散せず、運転負荷の高いポンプの消耗も抑えられます。
05耐火材へのこだわり
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素材
温度・湿度といった気候条件が一つ変わるだけで、耐火材の仕上がりは変化します。そこで耐火材メーカと共同開発の元、気候条件に応じた材料の成分調整を行い、これにより品質のばらつきを防いでいます。
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施工法
独自の施工手法(凝固速度の一定化 等)により強度のアップを図ると共に、含水率や手順を徹底管理することで耐火材の品質を安定させています。
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仕上げ
施工後間もない耐火材はまだまだ水分を含んでいます。この状態で焼却炉の運転を行うと、急激な温度上昇により耐火材を痛めてしまいます。これを防ぎ、より高い品質で皆様に使って頂けるようにサンフレムでは仕上げに4時間の乾燥焚きを行っています。
ラインアップ
- OSV2-190S
- OSV-240SAI
- OSV-360SAI
- OSV-600SAI
- OSV-900SAI
- OSV-1200SAI
- OSV-1500SAI
- OSV-2400SAI
- OSG-360SDA
- OSG-600SDA
- OSG-900SDA
- OSG-1200SDA
- OSG-1500SDA
燃焼容量 | 684 MJ/h |
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163,000 kcal/h | |
廃油処理量 | 19 kg/h |
固形物処理量 | 5 kg/h |
サイズ W x D x H(H1) (mm) |
1,314 × 860 × (1,658)mm
※Exhaust Fan含まず |
排ガスフランジ (JIS 5K) | 250A |
重量(≒kg) | 1,400kg |
適用船型例 | Coastal Cargo Carrier |
燃焼容量 | 860 MJ/h |
---|---|
210,000 kcal/h | |
廃油処理量 | 26 kg/h |
固形物処理量 | 20 kg/h |
サイズ W x D x H(H1) (mm) |
2,255 × 1,410 × 2,042 (1,952)mm |
排ガスフランジ (JIS 5K) | 300A |
重量(≒kg) | 2,350kg |
適用船型例 | Bulk Carrier |
燃焼容量 | 1,300 MJ/h |
---|---|
310,000 kcal/h | |
廃油処理量 | 38 kg/h |
固形物処理量 | 30 kg/h |
サイズ W x D x H(H1) (mm) |
2,255 × 1,425 × 2,042 (1,952)mm |
排ガスフランジ (JIS 5K) | 400A |
重量(≒kg) | 2,400kg |
適用船型例 | Bulk Carrier |
燃焼容量 | 2,160 MJ/h |
---|---|
516,000 kcal/h | |
廃油処理量 | 64 kg/h |
固形物処理量 | 50 kg/h |
サイズ W x D x H(H1) (mm) |
2,525 × 1,580 × 2,496 (2,297)mm |
排ガスフランジ (JIS 5K) | 500A |
重量(≒kg) | 3,100kg |
適用船型例 | Bulk Carrier |
燃焼容量 | 3,240 MJ/h |
---|---|
770,000 kcal/h | |
廃油処理量 | 97 kg/h |
固形物処理量 | 75 kg/h |
サイズ W x D x H(H1) (mm) |
2,925 × 1,944 × 2,956 (2,711)mm |
排ガスフランジ (JIS 5K) | 600A |
重量(≒kg) | 4,700kg |
適用船型例 | PCC, VLCC, VLGC, Container |
燃焼容量 | 4,320 MJ/h |
---|---|
1,030,000 kcal/h | |
廃油処理量 | 129 kg/h |
固形物処理量 | 100 kg/h |
サイズ W x D x H(H1) (mm) |
2,890 × 2,120 × (2,791)mm
※Exhaust Fan含まず |
排ガスフランジ (JIS 5K) | 700A |
重量(≒kg) | 6,100kg |
適用船型例 | VLCC, Container |
燃焼容量 | 5,400 MJ/h |
---|---|
1,290,000 kcal/h | |
廃油処理量 | 161 kg/h |
固形物処理量 | 125 kg/h |
サイズ W x D x H(H1) (mm) |
3,150 × 2,120 × (2,791)mm
※Exhaust Fan含まず |
排ガスフランジ (JIS 5K) | 800A |
重量(≒kg) | 6,600kg |
適用船型例 | Container |
燃焼容量 | 8,640 MJ/h |
---|---|
2,060,000 kcal/h | |
廃油処理量 | 258 kg/h |
固形物処理量 | 200 kg/h |
サイズ W x D x H(H1) (mm) |
4,950 × 2,138 × 2,825mm |
排ガスフランジ (JIS 5K) | 1000A |
重量(≒kg) | 8,900kg |
適用船型例 | Container |
燃焼容量 | 1,300 MJ/h |
---|---|
310,000 kcal/h | |
廃油処理量 | 38 kg/h |
固形物処理量 | 48 kg/h |
サイズ W x D x H(H1) (mm) |
2,525 × 1,871 × 2,459 (2,415)mm |
排ガスフランジ (JIS 5K) | 400A |
重量(≒kg) | 3,750kg |
適用船型例 | Bulk Carrier |
燃焼容量 | 2,160 MJ/h |
---|---|
516,000 kcal/h | |
廃油処理量 | 64 kg/h |
固形物処理量 | 80 kg/h |
サイズ W x D x H(H1) (mm) |
2,525 × 2,036 × 2,714 (2,515)mm |
排ガスフランジ (JIS 5K) | 500A |
重量(≒kg) | 3,800kg |
適用船型例 | Bulk Carrier |
燃焼容量 | 3,240 MJ/h |
---|---|
770,000 kcal/h | |
廃油処理量 | 97 kg/h |
固形物処理量 | 120 kg/h |
サイズ W x D x H(H1) (mm) |
2,918 × 1,936 × 3,060 (2,900)mm |
排ガスフランジ (JIS 5K) | 600A |
重量(≒kg) | 5,600kg |
適用船型例 | PCC, Oil Tanker, Container |
燃焼容量 | 4,320 MJ/h |
---|---|
1,030,000 kcal/h | |
廃油処理量 | 129 kg/h |
固形物処理量 | 160 kg/h |
サイズ W x D x H(H1) (mm) |
2,890 × 2,380 × (2,791)mm
※Exhaust Fan含まず |
排ガスフランジ (JIS 5K) | 700A |
重量(≒kg) | 7,000kg |
適用船型例 | VLCC, Container |
燃焼容量 | 5,400 MJ/h |
---|---|
1,290,000 kcal/h | |
廃油処理量 | 161 kg/h |
固形物処理量 | 200 kg/h |
サイズ W x D x H(H1) (mm) |
3,150 × 2,380 × (2,791)mm
※Exhaust Fan含まず |
排ガスフランジ (JIS 5K) | 800A |
重量(≒kg) | 7,500kg |
適用船型例 | Container |